ルチンとはどんな成分?

 

おそばはルチンという成分を含んでいる?

 

ルチンはそばに多く含まれる栄養素で、別名はビタミンPと呼ばれていますがビタミンの仲間ではありません。しかしビタミンと同様にシミやソバカスの予防に働きかけたり、コラーゲンの生成に関係しているビタミンCの働きを助けることが出来、美容に嬉しい働きを持っています。蕎麦が美容に良い、というのはこれが関係しているからです。

 

しかしルチンの働きは美容だけではなく、血管の健康にも良い働きをします。例えば毛細血管を強化する作用や、血小板の凝集を阻害することで血行を改善する効果があります。血管の健康に対し良い働きをするということは、血圧にも直接効果があると考えられ、実際にそば粉を主食としている地域の人は血圧が低い、というデータも存在しています。弾力性のない血管は血流が滞り、血圧も高くなることは分かっていますので、ルチンの摂取はその様な症状の改善にも役に立つかもしれません。

 

血流を改善するということは、冷え性で悩む人にとっても嬉しい効果と言えます。また血流が良くなることで血液中の老廃物も流れやすくなり、美容の観点からも良いことが言えます。

 

ルチンは蕎麦に多く含まれますが、水溶性の栄養素の為、茹でると栄養価が下がります。そこで蕎麦に含まれるルチンを効果的に摂取するために、蕎麦湯を飲むと良いでしょう。蕎麦湯は昔からありますが、食材を余すことなく使うという日本人本来の精神は栄養の摂取という観点からも優れた考えと言えます。またルチンは蕎麦だけでなくミカンやトマト、ほうれん草、レバーなどにも多く含まれますので、蕎麦が苦手だったりアレルギーで食べられないという人は、ミカンやトマトなどをそのままで食べたり、ほうれん草のスープだと効果的にルチンを摂取出来ます。しかしルチンは長時間、体内で効果を発揮することが出来ないので、一度に多くの量を摂取するよりも、少しずつ、小分けに摂取すると良いでしょう。

 

美容にも健康にも嬉しい効果を持つので、いつまでも元気でいたい人には力強い味方になる栄養素となるでしょう。